漂うアフィリエイターの日記

「雲ゆえの気まぐれよ」的にゆるい感じでアフィリエイトの事を書いてます

ライターさんに向けて記事作成ガイドラインを作ったってお話

前回の記事で、外注さんの書いた記事にダメ出ししました。

そいうこともあって、記事作成のガイドライン的なものを作ったんですよ。

これは内勤のライターさんにも見てもらうという社内的な資料としての意味合いもあるので、ここに全部書くことはできませんが…

 まあそれにしても、このガイドライン的なものを作るのに結構時間かかりましたね。

♪何から伝えればいいのか わからないまま時は流れて♪

といった具合に、頭の中はラブ・ストーリーは突然に状態でした…


【出典】Amazon

わたし自身も、きちんとした文章が書けるというわけではないので、余計にシッチャカメッチャカになったのですが、とりあえず何とか形にしました。

需要があるのかどうなのか分かりませんが、そのガイドラインの一部を、このブログ用に書き直して公開してみます。

その前に…

あまりにも基本的なこと過ぎて、あくびが出るかもしれません

この点だけはご注意ください。


記事内における文章の役割とは

文章において一番大切なことは…

「読みやすさ」
「おもしろい」
「分かりやすい」

どれも全て正解です。

要は、いかに次の文章を読んでもらえるかということが、一番のポイントです。

文章を読んでいる途中で…

・読めない漢字がある
・誤字脱字が多い
・改行が少なくて読みづらい

これらがある時点でアウト。
一気に集中力が削がれて、読んでくれなくなります。

また、改行が少なくて、文章がギッチギチに詰まっているものなんかは見た瞬間にページを閉じられてしまいます。

まずは、読み手がストレスを感じることなく、グイグイ読み進められる文章を書いていきましょう。

接続詞の使い方について

ライターさんが作成した記事で多く見られるのが「同じ接続詞が連続して使われていること」

この点については校正の際にチェックを意識してチェックしてみてください。

ひょっとしたら、ライターさんによっては接続詞の使い方に関して自信がないという方もいらっしゃると思うので、使い方の基本を載せておきます。

【順接】
原因・理由などが前にあり、結果が後ろにくる

例)
彼は真面目にサッカーの練習をした。だから、レギュラーに選ばれた。

「だから・それで・そこで・すると・したがって」など

【逆接】
前の内容と反対の内容が後ろにくる

例)
彼は真面目にサッカーの練習をした。しかし、レギュラーには選ばれなかった。

「しかし・だが・でも・ところが・けれども」など

【説明・補足】
前の内容に対して説明や付け足しをする

例)
彼はレギュラーに選ばれた。なぜなら、真面目に練習をしたからだ。

「なぜなら・つまり・すなわち」など

【並列】
前の内容と後ろの内容が並ぶ関係になる

例)
彼はスポーツマンであり、また、勉強家でもある。

「また・ならびに・および」など

【対比】
前の内容と後ろの内容を比べる

例)
彼は非常に背が高い。一方、彼の弟は背が低い。

「一方・逆に・反対に」など

【添加】
前の内容に後の内容を付け加える

例)
彼はスポーツマンで頭もいい。そのうえ、性格もいい。

「そのうえ・そして・それに・しかも」など

接続詞は他にもたくさんありますが、使用頻度の高そうなものを挙げています。

「あれ?この接続詞ってこれでよかったっけ?」

となった場合に確認してみてください。

読点を打つ時の目安

結論から言うと、読点を打つ厳密なルールというものは存在しません

ただ、読点を打つ目的というものはあるんです。

それは…

①読みやすい文章にすること
②誤読を防ぐこと

これが目的です。

では、どのようにすれば①や②の目的が果たせるのか?
読点を打つ目安と例を、いくつか挙げてみたいと思います。

①接続詞(そして・しかし・また…など)のあと

例)
おそらく、彼はこう言った。

②接続助詞(から・ので・のに・ても…など)のあと

例)
友人はダイエットをしていたが、まったく体重が減らなかったようだ。

③主語・述語・修飾語の位置関係が変わった場合

例)
そのボールを、彼は強く握りしめた。

④長い主語や、述語との距離がある場合

例)
都会で育った彼は、自然とふれあう楽しさをほとんど知らない。

⑤役割の同じ形容詞、動詞、名詞などが並ぶ場合

例)
この本はアメリカ、フランス、ドイツでも翻訳されているようだ。

⑥読み誤りや、意味の取り間違えを防ぐため

例)
あわてて、逃げ去ろうとする犯人を捕まえた。

以上、6つの目安と例を挙げさせていただきました。

これが絶対的に正しい方法というわけではありません。
あくまでも目安と捉えていただければいいと思います。

文末について

これは、本当によくあるパターンなんですが「同じ文末を連続して使う」ということです。

~ます。
~ます。
~ます。

よく見かけませんか?

せっかく良いことが書いてあっても、同じ文末が連続していることで少し幼稚な印象を与えてしまいます。

気をつけていても結構やっているので(もちろん、わたしも含めてですけど…)意識して校正してみてください。

文章構造(型)について

わたしが比較的よく使っている「型」を紹介します。

「PREP法」ってご存じですか?

これは

①結論・ポイント

②理由

③具体例・根拠

④結論

といった内容で文章が構成されているものを言います。

極端な話ですが、これに文章を当てはめれば、それなりの文章が誰でも書けてしまいます。

少し例を挙げてみましょう。

例)
◯◯(商品名)は乾燥肌の方におすすめです。

なぜ、そんなことが言えるのかというと、◯◯という成分が肌の角質層から肌の奥の方までしっかり浸透して、セラミドなどの保湿成分の構築を促してバリア機能を構築してくれるからです。

この◯◯は、◯◯大学の研究によってセラミドを分泌する効果が極めて高いという結果が出ています。
※ここで、表やグラフなどがあるとより説得力が増します

また、実際に使用された方からもこんな声が挙がっています。
※実例やお客さまの声なんかがあると、よりリアリティが増します

これらのことからも、◯◯(商品名)が乾燥肌の方におすすめなのがお分かりいただけたはずです。


思いつきで書いてみたんですけど、何となくそれっぽくなってると思いませんか?

「型」と聞くと嫌悪感を抱く方もいらっしゃるのですが、上手く使えば、非常に楽にまとまった文章を構築できます。

こればっかりになると一辺倒な記事しか出来上がりませんが…


以上が、ライターさんへ向けた記事作成ガイドラインの一部です。

熟練のライターさんやガシガシ稼いでいるアフィリエイターさんにとっては、眠たくなるような内容だったかもしれませんね。

っていうか、そんな人はここまで読まないですね…

まあ、文章にあんまり自信ないけどライターやってみたいだとか、アフィリエイトやってみたいって人が「ちょっと参考になった」と思ってくれればそれでいいかなと思ってます。


終わり